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タイトル名 |
シテール島への船出 |
レビュワー |
kanekoさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2011-11-15 18:59:27 |
変更日時 |
2011-11-15 18:59:27 |
レビュー内容 |
映画監督のアレクサンドロスは父親役の老人を探していた。ラベンダー売りの老人を見つけ、港まで追いかけたところで、突如劇中劇がはじまる。老人が船から降りてきて32年ぶりの父子の再会を果たし、母親に会わせる。二人はかつて住んでいた村へ行き、二人だけの暮らしをする。しかし、父親は政治犯罪により国外退去を迫られ、イカダに乗せられ海を彷徨う。母親も一緒に乗り込む。
ラストシーンがとても美しかった。イカダに乗った二人が寄り添う姿が。
劇中劇と現実のシーンとが交錯しながらストーリーは進む。過剰な説明をすることなく、ロングショットと長回しで展開させる技量はものすごい。 |
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