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タイトル名 |
パッション(2004) |
レビュワー |
エージェント スミスさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2005-01-24 18:12:43 |
変更日時 |
2005-01-24 18:12:43 |
レビュー内容 |
コレ観てショック死した人もいるぐらい暴力描写が凄まじい映画だと知っていたので、俺自身が観てショック死しないかどうか鑑賞中マジ怖かったです(汗)とりあえず俺はキリスト教や聖書などについては知識ゼロに等しいので、その辺はノータッチで書きます。この映画でメルギブが最も伝えたかったのは何よりも「相手を赦す」ことに尽きると思う。普通だったら誰もが人間性の欠片も無く、必要以上に自分に凄惨な暴力を繰り返す輩を赦すことは出来ないだろう。それでもイエスは、相手を憎むどころか神に対し「彼らを赦してください」と願い続けた。そんな彼の姿を見て俺は強く心打たれた。何故彼はここまでされても人を赦すことが出来たのだろうか?何が彼をそこまで忍耐強くさせることが出来たのだろうか?鑑賞中はずっとこの考えが頭を離れなかった。劇中を観る限りではよく考えがまとまらなかったが、この映画で唯一はっきりしているのが、イエスはあくまで人間であったこと。「神の子」とも呼ばれる彼が常人と違っているところと言えば、相当の覚悟が出来ていたことに信じる気持ちが限りなく高かったことだろう。彼の劇中での精神は本当に痛いほど伝わった。この映画は最近よくすぐに苛立つ俺と同世代の若い人に観てほしいと思う。ただ、暴力描写があまりにも過激すぎて勧めにくすぎると言うのも事実なんだけど・・・。余談ですが、コレ観た後にテレビドラマ「ごくせん」を観る予定でしたが、鑑賞後観る気が一気に失せました。 |
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