|
タイトル名 |
最後通告 |
レビュワー |
FSSさん |
点数 |
0点 |
投稿日時 |
2004-09-25 14:45:57 |
変更日時 |
2007-06-15 23:46:49 |
レビュー内容 |
現代の「神隠し」として、十二人の子供が行方不明になるという話。概して「神隠し」とは、子供が自分の「存在理由」を見失っていることに起因するらしいが、そういう意味で、「何か」の問題提起を促すための作品のようだが、なんとなく思わせぶりな雰囲気作りに終始していて、結局、作中では具体的な解決は何もされないまま。「行方不明の謎」で引っ張っておきながら、「解決無し」という終わり方には、途中経過がダラダラしているだけに余計に腹立たしく感じる。
出来るだけ好意的に解釈しても、「子供がいなくなると困るでしょ」、「だから大人がガンバってもっと良い世界を作ろうよ」というような、抽象的な理想論の押し付けにしか思えない。「具体的代案」無くして、そんな事わざわざ言われても、「だからどうした」としか言い様がない。
こんな監督の独りよがりで自己完結的な内容では、伝えたいものも伝わらないのでは? |
|
FSS さんの 最近のクチコミ・感想
最後通告のレビュー一覧を見る
|