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タイトル名 |
ザ・コア |
レビュワー |
FSSさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2004-02-15 01:46:33 |
変更日時 |
2006-08-21 18:07:02 |
レビュー内容 |
災害パニック映画として基本的かつ王道かつ凡庸な作り。
基本設定やストーリー展開の大枠は、まさに「アルマゲドン・地下版」。
序盤に起こる異常事態の数々はまさに嵐の前の静けさって感じで、先の展開に興味を持たせるが、地中に潜る船を作るあたりから、ほとんど科学公証無視の非現実的なSF映画に転落。
さらに地中に潜ってからのご都合主義的な展開の連続は、いっそ気持ち良いほど。途中の乗組員たちのやりとりや、用意されたシナリオに沿って行儀良く一人一人が死んでいく「泣かせる」展開に至っては失笑を禁じ得ない。日本の漫画などでは、こういう分かりやすい展開を「死亡フラグが立つ」と表現しますw。
娯楽映画としての割り切りは見えるが、どうにもハジけっぷりが中途半端。はっきり言って、二度見られる内容ではない。クジラの「歌」がラストの伏線になっていたのは良かったので+1点。 |
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