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タイトル名 |
ルパン三世 アルカトラズ・コネクション<TVM> |
レビュワー |
FSSさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2004-01-23 12:17:37 |
変更日時 |
2004-01-24 07:16:46 |
レビュー内容 |
毎回、がんばってネタを探して作ってくれる努力は買います。ただ、良くも悪くも、相変わらずのご都合主義的展開の連続には、さすがにルパンシリーズとは言え、かなりウンザリ気味。どれだけ近距離でマシンガンを連射されようと「絶対に」当たらなかったり、何故かいつの間にか五右衛門が夢中になっていた女がマフィアの一味だったり(←前後のエピソード無視。五右衛門のキャラクター性も無視)、揉み合っている時に一瞬で「袖口に隠されている銃の銃弾」を「何故かあらかじめ用意してあった空砲にすり替え」たり、その上、「何故かあらかじめ用意してあった自分の死に顔のマスク」を被って死んだフリをしたり、またその「ただの死んだフリ」に、敵側があっさり騙されたり、海底から引き上げた何十本もの金塊の中で、「偶然最後に残った一本」が、JFK暗殺に関わる資料だったりと、このあまりにも都合のいい展開は、既に「ルパンだから」ではすまされるものではなく、単なる「手抜き」というべきものです。この作りの「軽さ」や「安易さ」が、最近のシリーズ作品の安っぽさ、つまらなさに繋がっている原因だと思います。監督始め、スタッフ一同に猛省を促します。唯一、栗貫のルパンだけは回を重ねる毎にうまくなっていくので、その点で+1。 |
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