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タイトル名 |
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア |
レビュワー |
FSSさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-07-03 21:14:42 |
変更日時 |
2004-07-06 12:13:25 |
レビュー内容 |
「ポストマンブルース」と設定やテーマ、ストーリー展開等が酷似しているように思ったんですが、どちらかが元ネタなのかも?両作に共通しているものは、喜・怒・哀・楽・生・死、という、ドラマをドラマたらしめるすべての要素を盛り込んで、決められた運命の中で必死に足掻き、生を意義あるものにしようとする彼らの生き様を通して、人間の「人生」というものを象徴的かつ劇的に描いている点。
「死」という避けがたい運命を宣告され、自暴自棄になりながらも、残された時間を懸命に生きようとするふたりの姿にこそ、生は死の一部であり、死は生の一部であるという、当たり前の真理を見出すことができる。 |
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