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タイトル名 |
メリー・ポピンズ |
レビュワー |
たいほうさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-01-12 22:52:13 |
変更日時 |
2004-01-12 22:52:13 |
レビュー内容 |
メリーポピンズって魔女のお話なんですね。西洋では子供を怖がらせる魔女を子供の味方に設定した原作が立派です。サウンドオブミュージックのはみ出し修道女も、その系列になるのだろうけど、こちらはどこまでがフィクションかは知らないけれど実話。石炭の暖房で汚れた空と、それを支える煙突掃除人(頭の上で仕事をしているけれど卑しい仕事と蔑視され、タールによる癌とかのリスクの高い仕事)、石畳の上で鳩の餌を売る孤独な老婆。そして主人公の父親は階級社会の最上位に属する銀行員で、それが子供の言葉から(ボストンの茶事件)以来の取り付け騒ぎにと言う英国の事情を知らないとわかり難いギャグになっています。その両極端の銀行の老頭取?と煙突掃除人がヴァン・ダイクの2役と言うところが念が入っている。 |
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