|
タイトル名 |
君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956 |
レビュワー |
ぽーち”GMN”ありしあさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2008-05-03 17:43:59 |
変更日時 |
2008-05-03 17:43:59 |
レビュー内容 |
保身の為に情報を流すチームメイトとか、コーチが選手にかける思い。叔父さんと母親の考え方の違い、幼い弟の感じ方。とにかく色々なものが詰まってて、一つ一つの描写、それぞれの立場や思想の違い、そういったものの描写が上手いです。この人は今どう思ってるのか?例えばそれが主人公にしても、状況的に仕方なかったとはいえ、自らの手で人を殺めてしまった瞬間の表情とか、決して言葉に頼る事無く、観客に読ませ、考えさせる演出がバツグンに上手い。ラストもそうですけど、これこそが映画ってものでしょう。愛を説こうとした神父さんなんかも、若干滑稽に映るかもしれないけど、多分それが彼なりの生き方だったんだろうし、誰がそれを笑えるものか。私が映画に求めるものがギッシリ詰まってました。 |
|
ぽーち”GMN”ありしあ さんの 最近のクチコミ・感想
君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956のレビュー一覧を見る
|