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タイトル名 |
カッコーの巣の上で |
レビュワー |
Moviegoersさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2004-01-24 04:03:39 |
変更日時 |
2004-01-24 04:06:25 |
レビュー内容 |
名作?。。。微笑みを絶やさない処女であるかの中年女性は、様々な出来事に顔を赤らめるが次第に自らの価値観以外は絶対的に拒絶する(患者の為と信じて疑わない)内面が明らかとなる。この映画におけるLouise Fletcherはすばらしい。
Jack Nicholsonもけして期待を裏切ってはいない、個性的な人間を演じると世界一だろう。脇を固める俳優達の演技に対して「オーソドックス」との意見もあるようだが、初めて本作を鑑賞した時は驚きを隠せなかった。しかし。。。。 決定的にこの映画は何か欠けているような気がしてならない。 Milos Forman監督は、インタビューでこの映画はチェコそのものだと答えているが その思いが強すぎたのではないだろうか? 「アマデウス」の前半(後半部分はもたつき感が気になる)のようなスクリーンに吸い込まれる感覚は微塵もない。
どんな内容の映画であれ、やはり映し出される映像にはそれなりの美しさが欲しい。 ドキュメント風のタッチを意識したのかもしれないが、平凡な演出だと思う。名作に違いはないだろうが、完成された脚本の力が大きいのだろう。 人間本来の偉大さもテーマの一つだと思う。 |
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