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タイトル名 |
アメリカン・ギャングスター |
レビュワー |
ロカホリさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2008-02-12 22:21:12 |
変更日時 |
2008-02-12 22:21:12 |
レビュー内容 |
実在の人物と事件という事でどこまで事実なのか気になりました。2時間37分と長めの上映時間ですが、男たちの人生はどれも見応えがあり、70年代の街並みやファッションなど絶妙に再現しており音楽もよくあっという間でした。ただ、結局はイタリア系マフィアに牛耳られ下に付いたくだりや、軍や警察の汚染などもうちょっと深く描いて欲しかったかな。常に抑制し目立たぬよう行動してきたフランク。妻に贈られた派手な毛皮のコートを着て他のマフィアよりも良い席でボクシングを観戦するというチョットした慢心から目を付けられてしまったわけですが、自らへの怒りでコートを焼き払ってしまう姿は鬼気迫るものがありましたね。デンゼル・ワシントンは知的かつ危険な匂いをさせ好演。ラッセル・クロウが演じたリッチーを突き動かした物は正義感だけなんだろうか。世の中には大なり小なり不正が罷り通っているが、あそこまで正義を貫く信念の強さは立派だ。 |
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