みんなのシネマレビュー
聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実― - あにさきすRさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―
レビュワー あにさきすRさん
点数 8点
投稿日時 2011-12-25 03:30:12
変更日時 2011-12-25 03:30:12
レビュー内容
史実そのものがもう十分劇的な展開の太平洋戦争、真珠湾攻撃と山本五十六の葛藤、それを主軸に「静」を置いて描いた五十六像にまず好感を持った。
部下を失っては悔しさに泣き、真珠湾攻撃の通達が遅れたことに激怒し、というシーンさえ極力抑えて、「やらねばならぬ」という状況に押し流されるリーダーの無念を裏から描く。それはとりもなおさず、現実を見ずに〝こうあるべきだ、あってほしい″という姿を追い求めた挙句、理想の残骸に誰一人責任を取ろうとしない国民一人一人の罪を背負わされたリーダーの姿でもある。
理性的に見て勝てるわけもない戦に、勝機はないと言いたてることが許されなかった空気と時代。それは今の日本に置き換えて考える価値のあるテーマではないかと思う。
近代史に疎い向きにもわかるよう最小限の説明を新聞記者にかぶせたのは苦肉の策としてまああり。「どれだけ史実に忠実か」という点よりも、あくまで映画としてドラマとして山本五十六という「流れの中で最善の策を探し続けた」男の在り方を、ひとつのかたちとしてクリエイトして観客に見せたその切り口は、寡黙にして誠実という印象を受けた。
今の日本において、改めて見直してみたい映画だと思う。
役所広司の五十六のテイストそのものがこの映画の魅力ともいえる、名演。でもラストの歌はいただけない。
あにさきすR さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2023-01-11RRR107.91点
2021-10-04MINAMATA ミナマタ87.36点
2019-06-02空母いぶき75.13点
2014-02-05ウルフ・オブ・ウォールストリート86.85点
2011-12-25聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―86.02点
2011-03-30日本沈没(2006)23.99点
2010-01-28かいじゅうたちのいるところ45.06点
2009-12-26のだめカンタービレ最終楽章 前編85.97点
2009-11-05マイケル・ジャクソン/THIS IS IT97.39点
2009-06-10真夏のオリオン65.38点
聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS