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タイトル名 |
大鹿村騒動記 |
レビュワー |
VNTSさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2011-08-05 20:46:40 |
変更日時 |
2011-08-05 20:52:19 |
レビュー内容 |
映画人生そのもの、を歌舞伎に例えて楽しく展開しています。例え身体に不自由が出てきても、決して衰えることのない役者魂。舞台の上こそが「太陽の当たる場所」なんだと力説している(主題歌のタイトル通りだ)。そして、良いことも悪いことも関係無い、ただただ普通に過ぎ去っていく日常も、かけがえの無い物なんだよと、言われているかのようだった。それを、眉間にシワを寄せる事無く、ユーモアをふんだんに使って表現している所が、この映画の優しさだ。特に名前の付け方が面白いですね。主人公は、露悪的なのに「善」だったり、バイトで入ってきたオカマちゃんは百獣の王「ライオン」だったり。分かりやすいベタな笑いを正々堂々とこなしてる所が、とても清々しいです。 |
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