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タイトル名 |
21グラム |
レビュワー |
VNTSさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2010-02-17 01:07:03 |
変更日時 |
2010-02-17 01:07:52 |
レビュー内容 |
起承転結をちぐはぐに見せることにより、急な展開に「何があったの?」と注目させ、後でその答えとなるシーンを見せて「そういうことか~」とアハ体験させる映画です。正直、この類いの手法を使う映画は、あまり好きじゃないです。気取ってる感じがしてw この映画は、3組の男女(夫婦)が次第に絡み合い、ひき逃げ事故・心臓移植・不妊治療・キリスト教・ドラッグをテーマに、とてもストイックに進行していきます。そこにショーン・ペン。田村正和バリに渋いです。でも一番印象に残っているのは「子供たちと大人たち」。親(というか大人)のエゴ・不注意で人生を左右されてしまう子供たち。子供が欲しくて、無理してでも人工受精でもいいから欲しがる、大人。心臓を移植してまででも、生きようとする、大人。信仰心が強すぎて、何でも神の思し召しと解釈する、大人。・・・そう考えると、エゴの塊のような映画ですw |
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