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タイトル名 |
クロスロード(1986) |
レビュワー |
sparklecowさん |
点数 |
0点 |
投稿日時 |
2004-05-12 13:34:45 |
変更日時 |
2004-05-12 13:40:36 |
レビュー内容 |
辛口です。十数年前にはじめて観た時、物凄く後味が悪かったので、少しは評価が変わるかと思い改めて観てみました。僕はコアなファンではないけどブルースは好きです。で、アメリカでの黒人の歴史があってこそのブルースだと思っています。だからこそ、あのギターバトルはないと思うわけです。結局ブルースではかなわないからクラシックの速弾きで相手を打ち負かす。何と言うか西洋音楽が種族音楽を打ち負かしているように思えてならない。主人公がはじめてウイリーにギターの腕前を披露したときに「テクニックは良いがほかが足りない」みたいなことを言っていましたが、あの速弾きに「ほか」があったのかきわめて謎。例えて言うと、「ラストサムライ」の最後の戦で結局剣じゃかなわないからガトリング・ガンで敵をばたばたとなぎ倒すような後味の悪さ。サムライに精神性があるようにブルースにもそれがあると思うわけです。ほかが良くてもあのギターバトル、もっというとクラシックの速弾きが全てを台無しにしていると感じました。僕のブルースに対する認識が間違っていて、こんなこと思っているのは僕だけなのかなあ。誰かこの映画の面白さを教えてください。 |
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