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タイトル名 |
ハリー・ポッターと賢者の石 |
レビュワー |
ぶくぶくさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2003-06-01 18:06:21 |
変更日時 |
2005-03-14 12:46:56 |
レビュー内容 |
原作を全く読んでいないので良く分りませんが、この映画って「一見悲惨な境遇の孤児が、実はええとこのお坊ちゃまで、名士の親の隠し遺産ががっぽりあって、優性遺伝で凄い能力を生まれながらにして持っていて、ほとんど裏口入学状態で名門校に入り、親の七光りで校長・用務員はじめとする先生方にえこひいきされまくり、一見厳しい試練に見えて実ははじめから決められた路線にのっとって人生の勝利者となる」というお話なのでしょうか。原作を読んでいないので間違っていたらすいません。そうであればドラコ君の敵対心もあながち間違ってはいないような気がします。両親が人間だと言うことで蔑視されるハーマイオニー嬢の弛まぬ努力こそを愛したいと思ってしまいます。ロンくんも友達は選ぶべきでしょう。それとも勝馬に乗っておくという打算の賜物でしょうか。そして本当にこのままで三部作が進んでいくのでしょうか。原作ではひょっとしてこの後で、密かにダークサイドに帰依した腹黒いハリーが、ダース・ヴェーダ化して世界を恐怖と絶望に落とし入れるというような、血沸き肉踊るどんでん返しの展開が用意されているのではないかと大いに期待しています。無謀にも世界を守るために敢然と戦いを挑んでくる正義の魔法使いたちを、簡単に一蹴した強大な悪の帝王ハリー・ポッターがホグワーツを地獄の業火で焼き払い人懐こい笑顔で高笑いする場面を、この後私は観ることが出来るのでしょうか?「ダーティーハリー」が観たい。頑張れハーマイオニー!負けるなドラコ! |
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