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タイトル名 |
シテール島への船出 |
レビュワー |
たましろさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2004-01-26 01:06:12 |
変更日時 |
2004-02-06 22:54:32 |
レビュー内容 |
まさに郷愁を描いた作品である。時間の厳しさが生み出すノスタルジー、しかし、空間的なノスタルジーは満たせても精神的なノスタルジーは時間の非可逆性が存在する限り永遠に満たされないものだ。この映画にはむなしさ、せつなさといったやるせなさが充満している。私の大好きなアンドレイ・タルコフスキーの映画に近い映画のような気がした。 亡命先から帰郷した老人が見たあまりにも変わり果てた故郷、老人の絶望が胸に突き刺さる |
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