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タイトル名 |
ソナチネ(1993) |
レビュワー |
S.A.G.Aさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2003-09-26 17:19:12 |
変更日時 |
2003-09-26 17:19:12 |
レビュー内容 |
このころ、北野監督は行詰まりを感じていたのではないかと思います。「ヤクザやめたくなっちゃったな。疲れちゃったよ。」というセリフは監督自身の本音が表れているようです。中盤から別の映画のようにのんびり大らかになりますが、これも序盤が監督の”現実”を象徴し、中盤はそこから逃避したい願望の表れではないでしょうか。劇中ビートたけしが見せる寂しげな笑顔は、演技であって演技でないように思えますし、そう思うと拳銃をこめかみに当てるシーンは実に恐いものがあります。 |
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