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タイトル名 |
真夜中のカーボーイ |
レビュワー |
こわだりのインテリアさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2003-07-02 22:33:22 |
変更日時 |
2004-07-16 03:06:52 |
レビュー内容 |
こういう夢も希望もない、見た後ひたすら暗くなるようなアメリカン・ニュー・シネマは嫌いです。映画ってそもそも嫌な日常から、観客が逃避するための一つの手段でもあると私は思っているので、せめて作り話の映画の中だけでも明るくあって欲しいです。でもこの映画は、現実って辛く、悲しいものなんだよね~~としみじみ観客に伝えるメッセージ性を含んだ名作だと思います。ハッピーエンドばかりの古き良きアメリカ映画を否定したような60年代のニュー・シネマを代表する映画の一つ。ジョン・ボイトのバカな田舎者、ダスティン・ホフマンの汚さの塊のような男。30年以上前の映画ですが、決して今でも色あせるような作品ではないと思います。バスでのラストシーンが切ない。それからジョン・ボイトくらいの顔でヒモになれるなら、男は誰も苦労しないよっ!! |
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