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タイトル名 |
裏窓(1954) |
レビュワー |
花守湖さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2006-03-03 21:27:59 |
変更日時 |
2006-04-27 23:24:51 |
レビュー内容 |
これは恐くない映画。ヒッチコックにとってこの映画を恐いと言われるのは美辞麗句に聞こえるはずです。 人様の家を覗いてあれこれ詮索する噂好きの主婦のような主人公はまるで火曜サスペンス劇場に出てきて事件を解決するおばさんのようですが、そんな彼があんな状況証拠のみで犯人を断定してしまうところに違和感を覚えましたね。だってそうじゃありませんか。カミさんがちょっといなくなっただけで怪しいと思われて、同じ服を二度も着ないという女に自宅を不法侵入されたら、たまったものじゃありませんよ!突然のこぎりを持ちたくなる人だっているでしょうにそんなのは証拠になりません。結果は主人公の推測通りでしたがそれはあくまでも推測なのです。だけどアパートの映像は面白かった。まるでアリの巣の中を見せる手法とそっくりではありませんか?最後に一言。 人は他人の見ていないところではどこか変なことをしているものです。独り言を言ったり思い出し笑いしたりエッチなことをしたり、もっともっと怪しいことをいっぱいしているものだと思います。犯人は怪しい行動をしていたように見えますがそれは誰だって同じなんです。誰も見ていないならばみんなそうなります。私もかなり怪しいです、見られたら逮捕されるかもしれません。 |
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