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タイトル名 |
オーロラの彼方へ |
レビュワー |
花守湖さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-01-03 20:26:01 |
変更日時 |
2008-05-01 17:43:56 |
レビュー内容 |
父親を助けるために過去を変えてしまったために、次々とややこしい問題がひき起こってしまう。 これがドラえもんなら「のびた君、歴史を変えちゃいけないんだよ!」と言って注意するだろうが、この映画では何がなんでも歴史を変えて思い通りのハッピーエンドにもっていてしまった。 ある意味でその強引さを高く評価したい。 まず最初に息子が父親の事故死を防いだために未来の父親の死に方は事故死から肺がん死に変わってしまった。すると今度はタバコをやめろと忠告する息子。 挙句の果てに将来値上りするヤフー株まで過去の人間に教えてしまう始末だ。 そんなことをしでかしているうちに、今度は母親が殺されるという運命に変わってしまい、過去と現在の両方で父と息子が殺人犯を探す展開に移っていく。 ここは緊迫した雰囲気が漂うがなにか変だ・・。 過去では犯人が分かっていながら父親が逃してしまったから、現在の息子の前に犯人が現れたことになる。 そんなに長い間、犯人の正体が分かっていながら逮捕できないことがあるのだろうかと思う。 どうせなら犯人に息子を殺させておいて、観客を驚かせ、その後に過去のオヤジが犯人をつかまえることにする。すると・・な、なんと!現在の犯人の姿は消え息子はよみがえる! と、このような展開はどうか?どちらにしてもタイムトラベルはどうしてもどこか突っ込みたくなるが、作品自体は面白かったのでそれを評価したい。 過去のオヤジと現在の息子が、お互いを信じあうネタが大リーグのワールドシリーズというのがとても面白い。 こういう父子の共通の価値観の話題が温かく感じられたのが良かった。
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