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タイトル名 |
或る夜の出来事 |
レビュワー |
かなかなしぐれさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2003-10-20 20:40:10 |
変更日時 |
2003-12-09 10:03:58 |
レビュー内容 |
まだ小娘のわたくしだが、主人公、ピーターウォーンは全ての女性にとって永遠の理想のタイプであると思う。「自分に下心がないわけではないが」「とても紳士的で手を出してこない」男性。この二つのフレーズは同年代の友人(18)がこの映画を見た後コメントしていたのだが、とても的を得ている。この2つを満たした男性を女性は求めているのだが、残念ながらそうそういない(下心を抱かれるのは女にとってとっても嬉しいことである。ただその先の態度が問題)多分今の時代、少なくとも同年代の中には一人もいないのではないかと思える。だからこそ、若い私たちにとっても、ピーターの魅力が一段と光るのだ。また、ヒロインエレン嬢もとても魅力的なキャラクターである。わがままで世間知らず、いわゆるお嬢様、しかし邪気は全くない。森の中で野宿したときに、キスされそうになったけどされなかったのでさりげなく”がっかり”している所など、同性から見てもとても可愛らしく見える。恋愛映画で最も重要なことは、主人公やヒロインの容貌でもロマンチックなムードや台詞でもなく、主役2人自身が「異性にとってとても魅力的であると同時に」「同性から見ても素敵に見える」ことであると常々感じているが、この映画はその二つをやすやすとクリアしてしまった大傑作といえるだろう。私の心の一本である。 |
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