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タイトル名 |
白いドレスの女(1981) |
レビュワー |
元みかんさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2003-10-27 05:30:50 |
変更日時 |
2003-10-27 05:33:43 |
レビュー内容 |
異常に暑い夏の出来事というだけあって、かんなり暑苦しい。しかも湿度50%以上ってくらいムシムシしている。こんなに熱電導率が高い映画に初めて出会いました。まず、夏に観るのだけは避けるべきです。ウィリアム・ハートとキャスリーン・ターナーのお世辞にも美しいとはいえない濡れ場は、見ていてムカムカしてきました。それでも夫殺しというサスペンスがはじまるあたりからは次第に面白くなります。夫殺しを頼むキャスリーン・ターナーにウィリアム・ハートが「金がなくてもいい。離婚して結婚しよう」みたいなことを言ったところは、なかなかやるじゃん、そうだ、そうすれば慎ましくも幸せな日々が送れるよ(とはいってもハートは弁護士。そこそこの収入はあるのだ)とも思ったものですが、映画じゃあそうは問屋がおろさない。悪女を説得するなんて100万年早いわって感じで、なんなく却下。あっさりと夫を殺害させ、うまくいきかけたところで財産を独り占めするための画策をする彼女には、ほとほと嫌気がさしました。まだ愛があるなら少しは許そうって気にもなりますが、弁護士は使い捨てアイテム。あの悪女ぶりには参ったなぁ~。ラスト、南の島でイケメン(だったかは忘れたけれど、そんな印象)を従えて日光浴する姿には、もうアッパレと言うしかありません。あーっ、胸くそワルっ。(ついお下品な言葉が……) |
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