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タイトル名 |
ゴジラ(1954) |
レビュワー |
六爺さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2009-08-01 23:56:05 |
変更日時 |
2009-08-01 23:56:05 |
レビュー内容 |
ゴジラVSビオランテとかを見た流れで、大元のゴジラも見てみようかなっと軽い気持ちで見たけど、凄い映画だった。 モノクロ映像がキツイかと思ったが、逆に細部が見えないのがリアルで恐怖心をあおる。
ゴジラ公開当時の日本は、終戦直後でまだ戦争の記憶も新しい。 アメリカからの原爆をリアルタイムに受けた人物が込めた反戦メッセージだけに説得力が強い。 モンスターパニック物のエンターテイメント映画に、ここまで強烈にメッセージ性が乗せる物なのかと脱帽。
本編中、科学者の芹沢が科学技術を戦争で使われないようにする為、自らも命を絶つという 流れは、昨今の映画の流れからすると考えなくい物だが、この映画が生まれた経緯を考えると 納得がいく。
映画にメッセージ性を込めるとは、キャラクターの決断に信念があり その行動の意味を考える、という事なんだと実感。 |
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