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タイトル名 |
ダ・ヴィンチ・コード |
レビュワー |
TANTOさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2006-12-02 13:24:01 |
変更日時 |
2006-12-02 13:28:21 |
レビュー内容 |
これは映画ではなく、フランスとイギリスを舞台に大物俳優をミステリーハンターへと抜擢して撮った、『世界ふしぎ発見』。一つ一つの謎が来るたびにオレの頭の中では草野さんの声が鳴り響き、最後のほうには頭の中のひとしくん人形は全て没シュートされていました。オドレイ・トトゥがミステリーハンターってのもいいかもしんない。
冗談はさておき、確かにこれは予備知識が無いとほとんどの情報が頭に入ってこない。先程冗談のように書きましたが、実際「世界ふしぎ発見」を見るくらい知らないことを勉強するつもりじゃないと、集中力は続かないですね。かといって、日本ではこの映画が封切られる前後にニュースやテレビ番組で驚くほどダヴィンチ特集を(しかも映画のネタバレになるようなことばっかり)していたので、その後にいざ映画自体を観てしまうと「あー、これあの番組で見たネタやなぁ」とかいちいち思ってしまって新鮮味があまりありませんでした。
ダヴィンチ関係の本は出るわ、パクリとしか思えない映画も出るわ、宣伝効果を出そうとするのはけっこうだけども、それによって映画そのものを面白くなくさせるまでの宣伝は正直どうかと思う、ダヴィンチ特集も然りね。どうせ特集組むなら、マグダラのマリアとか最後の晩餐のトリックとかそんな映画のストーリーに直結するものじゃなくて、もっと理解できるための基礎知識とかで特集組めよって各TV局に文句を言いたい。この映画がつまらなくなった要因のひとつに、間違いなく収益目当てで映画を宣伝しまくったTV局も入ってるだろうから。
そういうしがらみは抜きに、スマートカブリオレを駆り、フランスの街中をバックで爆走するソフィー(=オドレイ・トトゥ)にオレは惚れました(笑) |
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