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タイトル名 |
エクスペリメント(2010) |
レビュワー |
TANTOさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2011-09-05 16:22:06 |
変更日時 |
2011-09-05 16:22:06 |
レビュー内容 |
ふと目にした新聞記事に載っていた高額報酬のアルバイト。それに応募し集まってきた人たちはそれぞれ面接などでふるいにかけられ、残った者はある施設である実験を受けることになる。。。という内容。
観終わってみて、結局これは何を見る実験だったのかということが終始気になった。冒頭のシーンのように、人間同士が極限状態の中で殺しあうような結果を欲していたのか。それとも彼らがどこまでルールを守れるのかを見たかったのか。それとも人間の表向きの表情と裏の表情を詳らかにしたかったのか。そのどれでもいいからちゃんと実験の実施側に説明をしてほしかった。シャッター開けて、放心状態の被験者を連れ帰って「はい終わり」はあまりにも投げっぱなしだろう・・・。 あと、フォレスト・ウィテカーさんの変わり方はあまりにも急激過ぎる。ずっと紳士に生きてきた人間があのような状況下とはいえ、ほんの2日もしないうちにあんな真反対の性格になるだろうか。せっかく14日という時間があったのだから、もっとじわじわ変わる様子を見せてくれたらもっとシリアスな恐怖を感じられたのに。 実験そのものは「暴力行為」という定義が最後まであいまいなのが見ていてモヤモヤする。そこらへんが曖昧だからこそ看守役の被験者たちは探り探りやっていくしかなかったわけですけど。でも椅子倒して集団で小便ひっかけるのはもう「暴力行為」でしょう。こういう映画では最終的にルールが形骸化するのはわかってましたが、あまりに展開が早すぎてこっち(観る側)は冷めてしまった。
うーん、もうちょっとだな。 |
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