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タイトル名 |
ダーク・シャドウ(2012) |
レビュワー |
TANTOさん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2012-12-03 18:30:19 |
変更日時 |
2012-12-03 18:30:19 |
レビュー内容 |
う~ん、新作レンタルが80円になってたから勢いで借りたものの・・・失敗だったかな。
内容は、過去に漁業で栄えた一家の御曹司がドロドロの恋愛事情の末に吸血鬼にされ地中深くに埋められたのだが、200年後にたまたま発掘され復活するというお話。 設定自体はまあ有りかと思うのですが、問題は内容。自分を工事で掘り出した工員たちを皆殺しにした時点で「んんっ!?」まあ200年間水一滴も飲んでないんだから・・・と自分を納得させようとするも何とも言えない不快感・・・。 そんな不快感を何とか隅っこのほうに追いやりながらの中盤、炎を囲んでキャンプ中の若者たちをまたしても惨殺!なぜこんなほとんど意味を感じられない殺戮の描写を入れるのか、理解に苦しむ。
この映画は当たり前ですがジョニー・デップさん演じるバルナバス視点で描かれており、バルナバス側を「善」という扱い方をしています。 が!!! 上記の不快感やバルナバスとアンジェリークの恋愛事情などを観てると、バルナバス側よりむしろアンジェリーク側に感情移入してしまいます。200年前の恋愛観はわかりませんが、アンジェリークはいわばバルナバスに「遊ばれた」のであって彼女が復讐したいと思うのはむしろ当然。バルナバスには言い訳する余地はありません。にもかかわらず現代に蘇ってなおアンジェリークと浮気をしようとする(というかした!)始末。もう救いようがない。
こんな不快な主人公は久しぶりに見ました。ティム・バートンっぽいと言えばそうですが、今回は不快の種類が許容できない類だったことが残念。面白くないというのではありませんが、本来謝るべき立場の人間が不遜に立ち回るストーリーが不快だったという話。 |
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