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タイトル名 |
インファナル・アフェア |
レビュワー |
TANTOさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2004-10-13 01:13:51 |
変更日時 |
2004-10-13 01:13:51 |
レビュー内容 |
「えっ、こっちが警官で実はマフィアの手先で・・・えっ、こっちはマフィアで実は警官で・・・えっ、警官が警察の中のマフィアを探して・・・えっ、マフィアが警察の・・・(リピート)」 疲れました、正直(--; もっとちゃんと理解しようと思ったらまた何回か観ないとだめかな。 一つだけ言えるのは、ラストが気に食わない。結局生きてるうちに自分の人生を取り戻せなかったヤン(=トニー・レオン)はとても救いようが無かった。愛する人も残し、ただの潜入で終わるはずだったマフィアとして人生を終えてしまい、彼は間違い無く無間地獄を味わってしまっているだろう。だがラウ(=アンディ・ラウ)の方はどうだったろうか。事件が解決し、おそらく昇進もしたのだろう。彼女は失ったかもしれないが彼にはまだまだ未来が残っている。よく世の中で言われてることが、「生きてさえいれば良い事がある」。まさにその通りだろうとこの映画を観た後率直に思った。そして同時にやりきれなさも感じる。物語を観ながら、一番オレが感情移入できたのはヤンだった。理由は、彼が一番人間らしさを魅せてくれたからである。長年マフィアとして潜入捜査してきたヤンが、唯一警官に戻れる所であったウォン警視。彼の死を目の前にした時のヤンは、とても共感するものがありました。それだけに、ラストでの彼の死が悔やまれる。立場こそ逆だったが、同じように生きてきた二人の漢が、ラストで全く別のものになってしまった、そう感じました。 |
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