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タイトル名 |
フリーダム・ライターズ |
レビュワー |
コナンが一番さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2009-01-05 12:58:40 |
変更日時 |
2012-09-07 15:48:28 |
レビュー内容 |
思ってた以上に、良かったです! 実話だけに説得力がありました~ 古今東西、師弟関係って、お互いの信頼関係から成り立っているんですね~ 感動!でした.. <2012/9追記> BSで久しぶりに観た..というより、所々しか覚えてなくて..観たはずなのに?と思いながら、ずるずると最後まで観るハメに..でも、観て良かった~ 何が良かったかって、色んなシーンが意味深く細かい演出がなされているところ(こんなに深く良い映画だったかな..って思うくらい観入ってしまった)..教師が初めて、生徒の置かれている境遇(現実)に気づくシーン(ナチス強制収容所やアンネの日記すら知らないこと、生きるためにつるみ敵対し争っていること..)、それは人としてどんなに不幸なことか..互いに分かり合い認め合うクラス(仲間)にするにはどうしたらよいのか..奔走する教師..教室で敵対している者同士が一列に向かい合い教師が仕掛けた遊びの中で同じ境遇であることを認識し合うシーン、生徒達が外見とは違い純粋で色んなことを真剣に吸収していくシーン、日記や教師の前で自分の本音を語るシーン、観ていてなぜか自然と涙が込み上げてくる..そして、教師がだんだんと信頼を得ていく過程で、生徒が “悪” なのではなく、悪いのは、“悪” であると決めつけている社会や学校、教師..傲慢で利己的な大人達..教育が人を変え、教育が人を育て、真実や過去の歴史がいかに人の心を動かすか、誠実さと真剣さがなぜ心を開かせ信頼を得るのか..そのことを教えてくれる秀作です..とても感動しました..(世界情勢やアメリカ底辺の生活、根深い人種差別、それらを知らない “平和ボケ” の日本人には、到底ピンとこないシチュエーションでしょう..本作の肝は、教師が真摯に生徒達に向き合ったことと、ごく普通の教育を生徒に合わせ工夫を凝らし彼らに与えたこと、ただそれだけです..それに応えた生徒達が(常人から見れば)奇跡を起こしたってこと..当たり前のことが当たり前でない..人生のスタートラインに立つことすら許されない、術を知らない、彼らにとって..教師が行ったことは..結果は必然だったのです..) 最後に、監督の手腕に脱帽ですね! 脚本、ポイントを押さえた演出に編集、とてもレベルが高いです、すばらしい! |
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