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タイトル名 |
君の膵臓をたべたい(2017) |
レビュワー |
コナンが一番さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2018-04-28 19:24:55 |
変更日時 |
2019-05-03 13:49:36 |
レビュー内容 |
知人から駄作っぷりを聞かされ、そのダメっぷりを共有するため鑑賞することに..なんと、不覚にも返り討ちに..泣かされてしまった..涙腺がゆるむ ツボ が、3箇所.. 1つ目は、中盤、本の整理をしている生徒に、先生になったきっかけを話していると 「今となっては..本当にこれで良かったのかな ってさ..」 生徒が 「やめないでね、先生」 驚いて 「えっ」 って聞き返すと 「..だって..さくらさんが 悲しむよ」 この台詞を聞いた瞬間、涙が.. 2つ目は、病院のベットの上で賭けをして負けたさくらに、「君にとって 生きるって どういうこと」 って聞くと、最初は笑っていたさくらが、まじめな顔になり、淡々と語りだす.. 再び涙腺がゆるみ、涙.. 3つ目は、さくらのお母さんから「共病文庫」を手渡され、それを読み終わり、お母さんに断ってから..「ごめんなさい、もう泣いてもいいですか」 堰を切ったように 号泣.. このシーンで、もらい泣き..(いや~まいった..) 本作の映画としての評価は、物語自体、なかなか良かったと思います、“死に向き合うことの何たるか” が、ちゃんと真摯に描かれています..深いイイ話です..ただ、前半のむずがゆくなるような演出、台詞のオンパレード、大人が観るにはちょっとキツかったかな..最後の結婚式当日 ってのもやり過ぎ(過剰演出)..このシナリオのまま 「リンダ リンダ リンダ」の山下敦弘監督とか、「フラガール」の李相日監督あたりが、創ってたら、レベルの高いもっといい作品になってたのかな~ って思ったりもします..う~ん もったいない、残念.. 最後に、この映画の “テーマ” と言える、さくらの台詞(お気に入りの台詞)を列挙します..「誰かと “心をかよわせること” かな..」 「誰かを 認める 好きになる 嫌いになる」 「誰かと 一緒にいて 手をつなぐ ハグをする すれ違う」 「それが 生きる」 「一人じゃ 生きるって わからない」 「そう 好きなのに 嫌い 楽しいのに うっとうしい そういう まどろっこしさが あたしが 生きてるって 証明だと思う..」 「だから こうしていられて良かった 君がくれた 日常が あたしにとって 宝物なんだぁ」..(涙) |
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