みんなのシネマレビュー
アレキサンダー - six-coinさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 アレキサンダー
レビュワー six-coinさん
点数 7点
投稿日時 2005-02-06 04:41:33
変更日時 2005-02-07 01:32:53
レビュー内容
破竹の快進撃で大王になる過程ではなく、むしろ大王の破滅に重きをおいて描かれているのが大変印象的だった。孤独と寂しさに苦しみながら、ついに死ぬまで母親の手から逃れることができなかった世界の覇王。主役の顔はどうみたって英雄顔じゃないと思っていたが、眉が下がり気味のコリン・ファレルの表情で彼の弱々しい苦しみがよく表現できていたと思う。若干20歳で王となり、30にして数十万の大軍と共に世界の果てへ挑戦した偉大な夢想家の心境はいかばかりであったろうか。自分に納得のいく安住の地を目指し、気の遠くなるような年月と距離で未知の世界を行く遠征。不幸にも王に産まれついた男、逃れようにも自分の居場所は王座の他にあるはずもなく、一生強者を演じ続けねばならない。その唯一の居場所が脅かされると思えば、些細なことまで脅えなければならない生活、「故郷に帰ろう」傷を負い部下にそう言った彼だが、彼自身の故郷などどこにもなかったのだろう。歴史は一見、男による支配が大きいように思える。しかし、アレキサンダーの母オリンピアスのように、その男を産み出すのは女なのだ。歴史を支配しているのは常に子を産む力を持った女であり、その影響力には男は決して逆らいようがない。オリンピアスを演じたアンジェリーナの妖しい演技は評判ほど悪いとは思えなかった。あの切れ長のグレーの瞳、まだ若年の女優でありながら、狂気の母の貫禄をよく演じきっていたと思う。
six-coin さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2008-10-19イントゥ・ザ・ワイルド86.98点
2008-02-17アマデウス ディレクターズカット98.25点
2008-01-06フォレスト・ガンプ/一期一会87.37点
2007-12-31ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記65.50点
2007-12-31ベオウルフ/呪われし勇者35.51点
2007-12-31アイ・アム・レジェンド65.28点
2007-09-30スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ54.91点
2007-09-30べクシル 2077 日本鎖国54.07点
2007-09-30トランスフォーマー55.71点
2007-08-08レミーのおいしいレストラン76.63点
アレキサンダーのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS