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タイトル名 |
時をかける少女(2006) |
レビュワー |
おしりはばとびさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2006-08-13 21:45:37 |
変更日時 |
2006-08-13 21:48:05 |
レビュー内容 |
「待ってられない未来がある」というコピーに恥ずかしながらヤラレた。。過去の作品も含めて全く内容は知らなかった けれど、このコピーのおかげで見に行った。確かに。待ってられない! で、観た感想は、割とさらっとしててさわやか。そう、高校時代って「とりあえず大きくなったけど、これから何したら いいのかわかんない」という漠然とした未来への不安感とワクワク感がある。無限大の可能性を持てあます贅沢!そういうのが 滲み出ているのが良かった。あと、人の微妙な想いに揺れ動いたり、反対に人はこっちをどう想ってるのか、クヨクヨ悩んだり ・・・いいなぁ。2者間のドキドキ攻防戦!そして何より、高校時代は全てのことが新鮮だし、全てのことに真剣。 まっすぐな主人公たちが輝いていた。演出面でも、あんまり泣かせようとか胸キュンさせようとかせず、上品な感じだった。 音楽もとても良かったし、夏の高校の感じも臨場感があった。キャラクターの作画もさわやか。 唯一、映画の後半、タイムリープという不思議な力の出所について語られ始めるが、これは私はなくても良いかもと 思ってしまった(原作にあるのかも知れないけど・・)。素直に不思議なエピソードにした方が、よりすっきりしたかな思う。でも、それを差し引いてもさわやかでいい映画だった。 |
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