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タイトル名 |
マージン・コール |
レビュワー |
一般人さん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2012-02-23 22:55:45 |
変更日時 |
2012-02-23 22:57:50 |
レビュー内容 |
先ほど観終わりました。
はっきり言って大外れな映画でしたね。 リーマンショック前夜を描いたんでしょうが 結局の所、トレーダー同士の内輪話の域を出ていません。
実際のリーマンブラザーズ崩壊の時には政府やFRBが大きく関与して 「公的資金を注入せずに助けない事」を決定したらしいですが そういう当局側との虚々実々のやり取りは微塵も出て来ません。
トレーダー=金の亡者、諸悪の根源 これでは全く納得できないんですよ。 みんなが知りたいのはその先や、思いもよらない裏側の論理です。
あと低予算なのかどうか知りませんが 出て来る場面が高層階のオフィスとニューヨークの空撮が殆どで
どうにも物語自体に広がり感が乏しく、無駄なシーンが多く 人物描写も底浅く、吐く台詞も陳腐この上ない。 基本的にあの金融危機が描き切れているとは到底思えません。
ケビン・スペイシー目当てで観た人は相当失望したでしょうね。
ともあれ、残念な映画でした。 それしか言い様が有りません。
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