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タイトル名 |
イル・ポスティーノ |
レビュワー |
taronさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2003-12-03 19:55:51 |
変更日時 |
2004-02-29 03:11:26 |
レビュー内容 |
途中寝そうになっちゃったけど、そこを乗り越えたら面白くなってきて最後まで楽しめました。最初の方は本当に眠くなる退屈な場面が多くて「眠い・・・詩人と冴えない男の話か・・・この男同様の作品だな」とか思いつつ眠りにつくところでしたが、この男が変な女に出会い、しかもその女の態度が明らかに恋に落ちると思われない態度だったのにも関わらず、この冴えない女に恋をしたと詩人に話した途端こっちの目が冴えた。そこからラストまでは退屈せずに見ることができ、冴えない男も冴えるように成長していく様が感動的でパクリまでやって「詩は必要な人のためにある」などと生意気言うようになるところなども良い。しかも、詩人がいなくなっても終わらず、その後がまたなかなかどうして。詩人が偉くなってしまって忙しくなったら彼らのことを忘れてしまったのかと思って悲しく、少し腹ただしかったが冴えない男が「助けられたの方は私で、私は彼には何もしてあげてない」と言った時は納得させられた。最後の冴えない男、いや、マリオの詩は素晴らしいと思う。更新後:やっぱりこの映画は忘れられないなぁ~・・・レンタルビデオ屋に行くと真っ先に探してしまう。この意味がわからないイル・ポスティーノってタイトルもついつい口癖になってる始末。DVDが出てたらまた見ようと思います。本当に自分にとっては良い映画なんだなぁ~としみじみ思わずにはいられません。 |
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