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タイトル名 |
リトル・チルドレン |
レビュワー |
envyさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2014-06-05 16:27:20 |
変更日時 |
2014-06-07 13:51:14 |
レビュー内容 |
淡々としたナレーションの効果もあると思うけど、コレなかなかハイレベルなコメディだと思いました。面白かったです。 サラとブラッドに比べ、ラリーとロニーのヘビーな過去と人間性は通常世間から受け入れられ難いものだと思うんですが、そういう二人の方から何か潔さみたいなものを感じました。 で、この四人とはなんか世界が違うぞと感じるのがブラッドの奥さんキャシィで、実家の母親がやってくるとこのナレーションはサイコーに可笑しかったです。 キャシィと時間通りに行動するママ友が対照的な存在で、サラの旦那さんは何も問題ないとマズイのでああいうことにしたのかな?ロニーがいるんで影が薄いですね。 サラとブラッドはそれぞれの配偶者を捨てようとし、ラリーは奥さんに逃げられた、しかしロニーのママはロリコンで性犯罪者として前科者になった息子を見捨てない。これ単純に自分の子だから見捨てないんです。まあ、無償の愛というより溺愛ぽいんですけどね(これがロニーがああなった原因かな) サラが思いとどまった理由も娘の存在でしたし、私も女なのでこれはよく理解できました、でもブラッドなんですが、へぇ~男ってそうなんだ~~と、なんか目からウロコでした。 一般的には未来への希望とか目標を明確にもってそれに突き進む生き方がポジティブとされているようですけど果たしてそういう人の割合ってどんなもんなんでしょうかね、サラとブラッドのようなおもいを抱えている人は結構多いんじゃないかと、ラストも二人がスッキリ悟ったというより、一旦は治まりましたって印象です。人生は山あり谷あり、迷いありですね。 この映画に共感して面白いと思った私もポジティブには・・・ちょと遠いですな(笑)
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