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タイトル名 |
007/カジノ・ロワイヤル(2006) |
レビュワー |
TERRAさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-01-06 18:14:10 |
変更日時 |
2007-01-06 18:14:10 |
レビュー内容 |
最近マンネリ化してきて話にも華の無かった007モノとしては、よく出来てる作品。原点回帰を狙ったという触れ込みだが、原点回帰と言うよりは新たな007像をリメイクしたと言う感じだけれど。クレイグ版ボンドは、ダルトン版ボンドをさらにシビアにした感じで好感が持てる。個人的な感想だが、私の中ではダルトン=ボンドは非常に高評価なのです。ズルズルと本数だけ重ねてコメディ化してしまった007を引き締め直し、ある程度のリアリティを持ち込んだダルトン=ボンドだが、時期が悪かった。ブロスナン=ボンドはカッコは良かったが、どれもお話がお粗末。そんな007シリーズに於いて、原作を現代に置き直したストーリーは、元が長編だけにプロットがしっかりしていて、ある程度のリアリティもある。賛否の分かれる、SFじみたグッズに頼るところが少ないのも、私的には高ポイント。まあ、さすがに全く出番が無くぶっ壊されるアストン・マーチンは勿体無さ過ぎだと思ったけどね。後はオネーちゃんがもう少し美人だったら、もっと良かったのに。ところで、序盤のビル建設現場での追いかけっこ。あれはボンドよりも逃げる黒人に「スゲぇ! ヤマカシかよ?!」と思ったのは俺だけ? |
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