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タイトル名 |
となりのトトロ |
レビュワー |
MAZEさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2004-07-28 01:52:27 |
変更日時 |
2004-07-28 01:52:27 |
レビュー内容 |
宮崎監督を捕まえて「あの監督は、子供に夢なんか与えてんのか?あ?自己満足だろが」と切って捨てる、アンチ宮崎な伯父貴に「遅かれ早かれ、お前もイヤになる…」と呪詛(笑)をかけられながら差し出されたジブリアニメのビデオを複雑な気持ちで受け取っていた(当時小学生の私) トトロは正直微妙に可愛いし?(特に小トトロ)、自分の生活している環境と似た風景に親近感さえ覚えて、さつき・メイの小さな冒険に憧れてもいた。ただし、それは長く続かなかった… 時間が経っても、色あせないノスタルジーを描いた代表的な一本で有りながら、実のところ、表面的なキレイ事ばかりで、フィクションの裏側に存在する現実を遮断する様に、パーティションで覆っている。何とも御都合だ。エンターテイメントである映画は必ずしも「真実を伝えなくてはならぬ」と云う誓約の下、創られる物ではない。自由であって、然るべき!と判ってはいても、どうしても鼻に付く「良い子チャン」主義に疑問を持ってしまうんです。 悲しいかな、伯父貴がかけた呪詛は強力な様で、監督の新作が出る度、斜めに見てる純粋さのカケラもない、イヤーな大人になってしまいました! |
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