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タイトル名 |
プリシラ(1994) |
レビュワー |
MAZEさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-05-22 17:42:36 |
変更日時 |
2004-06-13 14:35:29 |
レビュー内容 |
「90年代の“バグダッド・カフェ”」?!つー事は、ロードムービーかッ!?あ、ホントだロードムービーしてるよ…3人の出で立ちがあまりにスゴ過ぎて忘れてました(汗)あー、吃驚した…。 女性よりも『女らしく』、男性よりも芯が強く、そして、毒々しささえ湛える3人のドラッグクィーン達。 彼女ら(?)の様なマイノリティには、払拭出来ない『偏見』、それに追随する哀しみと孤独があるのだろう。そんな湿っぽさを、底抜けの明るさとテンポで、強烈な照明を当てたかの様にとばして観せているのが本作の素晴らしさ。時折見せる“人の弱さ”、マジョリティに対する負い目に似た感覚…その演技表現は見逃せない。彼女たち(?)の強さに触れて元気になれた人も多いでしょう。生き方そのものが舞台、いつも真剣勝負。そんな3人のパワーは素晴らしい。 ベルナデット(バーナデット)のセリフ「貴方は本当の紳士だわ。…紳士は絶滅しかけてる、この時代にね…」と云う言葉、彼女(?)にこう云われたら、最上級の褒め言葉だろう。 |
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