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タイトル名 |
キル・ビル Vol.1(日本版) |
レビュワー |
cock succer blues leeさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2003-11-15 02:00:16 |
変更日時 |
2003-11-15 02:08:21 |
レビュー内容 |
なんて云うかもう・・・。なにあの片言日本語!わざとらし過ぎる!批評を最初から全て受け入れて高みで笑うって云う・・・。深作監督に捧げる、って、深作監督、捧げられたいか???深作監督の美しい世界をぶった切りにしとびとびで露出するだけで、「深作監督のファンです、よく見てるでしょ?ぼくちん」って云う感じです。88人切り(数あってます?)は長いです。長いけど音楽がやんだり音楽をかえたり、スピードと間で持たせてるって云うドリフにも似た何段階にもオチを使う手法が成功してる。やっと終わった時にはやっぱり長かったって感じちゃうけど。オーレンイシイとの決闘シーン、美しい情景に日本語を使う事による間抜けな台詞回し。タランティーノの特徴であるクールな台詞回しは更に高見に上り、登って登って上り詰めて、タランティーノ以外には分かりにくい形であらわれてる。殆ど自慰、或は内輪ネタ。これが面白いって分かる奴だけついてこい、みたいな。普通、これやったらかなり寒いのに、タランティーノのすごいところはみんながそのオナニーについて来てくれるところ。長嶋監督がすごいんじゃなくて、長嶋監督の全てをうけいれちゃう人たちがすごいと思うんだけど、それとちょっと似てる。フロムダスクティルドーン並のB級だけどフロムダスク~ははなっからB級レベルなのに対し、今回はA級レベルのお金のかけかた。超B級娯楽大作。タランティーノの得意の時間軸の移動だけど、最初にテンポの良いシーンを持って来たのは当たり、映画に引き込まれやすいから、でもストーリーとしての時間軸の移動と云う手法は無駄だったと思う。まとまりがなかった。どーでもよかったのかな。88人切りとオーレンイシイの決闘シーンが長過ぎて、これからあと3人倒すんでしょ、長いなぁってうんざりした時に終わってしまった。ほっとしたのと同時に酷く酷い事をされた気分になった。この映画には10点か0点かしかあげれません。VOL2をみるまで点数はクリアにしときたいので5点と云う事で。とにかくミラマックスと観客にハラショーと云いたい。あ、日本人の日本語がものすごく聞き取りにくかったんですけど、これってわざとですかね?アメリカ版ではこの日本語に字幕ついてるのかな?アメリカ版、見たいな。千明ちゃん、ちょっとふっくらしましたね。かわいい。 |
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