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タイトル名 |
愛と哀しみの果て |
レビュワー |
梅桃さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2012-03-10 21:14:08 |
変更日時 |
2012-03-10 21:14:08 |
レビュー内容 |
メリル・ストリープ主演ってことで、見る前から彼女のドヤ顔がチラついたけど…案の定さすがの演技力ね。 彼女の迫真の演技のせいで、カレンがデニスに不満をぶつけたときなんて、アタシも思いっきり感情移入しちゃったわよ。 孤独を愛するって言えば聞こえはいいけど、結局のところデニスは責任を負いたくないだけでしょ。 普段は一人の時間を楽しんで、気が向いた時だけ女の元に通って…いいわよねー、男はそんな自分勝手なマネができて。 ひたすら待つしかない女の身になって考えたことあんの!?ってなもんで。 結局デニスは独り身の自由を犠牲にする決心はつかなかった…それがカレンにとっては「お前にはそれほどの価値はない」って言われてるようで辛かったんだと思うわ。 そもそも酸いも甘いも噛み分けたカレンは、本気で結婚という形にこだわってたわけじゃないのよ。 本当に愛されてるっていう実感がほしかっただけで…。 ただ!コーヒー農園が火事になったって聞きつけてやってきたデニスは、それこそカレンと離れたくないがためにもう一息でプロポーズしそうな勢いだったのよね…。 「行かないでくれ。結婚しよう!」みたいな。 それなのに突然死んじゃうから、残されたカレンもひたすら呆然とするしかないっていうか…。 こういう悲しさって長引くのよね…。 カレンが早くデニスの死から立ち直ってくれることを祈るわ。 |
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