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プラネット・テラー in グラインドハウス - ロイ・ニアリーさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 プラネット・テラー in グラインドハウス
レビュワー ロイ・ニアリーさん
点数 5点
投稿日時 2007-11-09 20:10:58
変更日時 2007-11-09 20:11:57
レビュー内容
うーん、高得点目白押しの中気が引けますが、正直言って面白くなかったです。
「デス・プルーフ~」と並んで出来るだけ事前情報を入れずにいたので、トレーラーやポスターだけで色々想像していたのですが、脚がマシンガン化した彼女がなにやらアンドロイドかロボットのように変身するのか、などと勝手に想像していました。
ところがふたを開けてみればB級テイスト満載のゾンビ映画でした。
B級ですから、ディティールや物語の進行に無理があるのはいいのですが、肝心のお話が魅力的でない。
物語のキモは後半で明かされるわけですが、途中まで次々登場してくる人物達が一体誰が何なのかよくわからない。クライマックスで何かカタルシスがあるかというとそれほどでもない。
ただ、生理的嫌悪を狙った血みどろスプラッタ描写と、ガンアクション、派手な爆発。
わざと狙っているのはわかるし、これを期待して行った人は拍手喝采でしょうけど。
それから出たがりタランティーノが途中出演しますが、折角物語に入り込みそうになったときに彼が登場したのでずっこけてしまいました。
彼も一生懸命ノリノリで演技してるのですが、やはりプロの俳優と並んでしまうと浮いてしまう。
目の表情、目力が違うんですよね。
タランティーノの目はまだ素というか、照れが残っている。そこで現実に引き戻されてしまうんです。
今回2作品を観ましたが、これは分けて上映するのではなく、米国版のようにひとつの作品として上映した方が良かったと思います。バラにしてしまうとやはり弱いです。
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