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タイトル名 |
WINDS OF GOD/ウインズ・オブ・ゴッド(1995) |
レビュワー |
ロイ・ニアリーさん |
点数 |
1点 |
投稿日時 |
2004-06-16 21:58:59 |
変更日時 |
2004-06-17 08:39:03 |
レビュー内容 |
舞台劇のままでよかったのではないか。何のために映像化したのか全く不明。舞台から開放されることでリアリティを追求したかったのだとしたら完全な失敗だろう。予算も技術も演出もあまりにも煮詰めが足りないし準備不足。だからゼロ戦の飛行シーンだけ機体色が違うなんて学生映画みたいな事が起きる。そんなこと瑣末なことだというレベルを超えている。たとえば、時代考証がおかしいとか、そういうことなら詳しい人にしかわからないから、まだ仕方ない部分もある。でも飛んでいる飛行機が灰色で、次のカットで緑色のゼロ戦から降りてきたら誰だっておかしいと思う。人からお金取る映画でこれをやったら作り手として完全な敗北ですよ。他にもあげれば切りがないが・・・。チープな音楽にもイライラさせられた。百歩譲ってそういうところに目をつぶったとしても、今井が青臭い「平和平和」をその時代に生きる特攻兵にぶつけるのにも共感できなかった。おちゃらけてたと思ったら急にかっこいいセリフいってみたり・・・。なんか安っぽいですよ。今井雅之の情熱と大げさな舞台調の演技が空回りしていて痛々しい。 |
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