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タイトル名 |
スクール・オブ・ロック |
レビュワー |
ロイ・ニアリーさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-10-12 21:46:32 |
変更日時 |
2004-10-27 03:50:19 |
レビュー内容 |
自分もZEPやDEEP PURPLE大好きだしジャックの音楽にかける熱い思いは伝わってくるが、ロックの魂たる反骨精神を今ひとつ掻き立てられなかったのも事実。まずはジャックが生徒達にロックを伝導する動機が不純(自己中心的)であるということ。それから、彼らに立ちはだかる障害が弱い。ピンチになるとジャックの舌先三寸とその場のアイデアであっさり通過。生徒たちももう少し悩んだり問題起こして欲しかった。厳格ではあるが裕福な家庭のおぼっちゃんだと反骨精神も生まれにくいだろう。まあコメディが基調なのであまり深刻な葛藤は描かなかったのだと思うが。それにあんなに憤慨していた父母達がコンテスト見てすぐに拍手喝采してしまっていいのか。そのあたりの障害が弱いために最期のコンサートでカタルシスを感じ切ることが出来ない。 余談だがIMDBの評価に比べてこのサイトの平均点は非常に高い。日本人って本当はもっと弾けたい、押さえつけられているものから開放されたいって欲求が強いのかもしれないと思った。 |
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