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タイトル名 |
裁きは終りぬ |
レビュワー |
The Grey Heronさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2018-01-30 16:47:13 |
変更日時 |
2018-01-30 16:47:13 |
レビュー内容 |
末期癌の恋人の要請に応じて安楽死させた薬学研究所に勤める女性の裁判。無作為に選ばれた7人の陪審員それぞれの人となりが丹念に描かれており、彼らがメインの作品。病気の息子を殺そうとする衝動を堪える印刷屋さんの「自分ならどうするか、人の生死は神が決めるので、彼女は有罪」台詞が印象深い。7人それぞれが自身の価値観や置かれている状況でもって裁きを下す。専門家の裁きと陪審員の裁き、詰まるところ人が人を完全無欠に裁くのは不可能なのだと改めて思わされます。 |
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