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タイトル名 |
肉体と幻想 |
レビュワー |
The Grey Heronさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2019-04-13 17:52:58 |
変更日時 |
2019-04-14 21:20:02 |
レビュー内容 |
仮面、占い、夢といった幻想が精神に影響を及ぼす姿を描いた3つの物語。 前作「運命の饗宴」には劣るものの、見応えはなかなかのもの。 1話:メルヘン仕立てのロマンスで子供が観ても楽しめる内容。 2話:ダークな起承転結、「俺は善人だ」のような趣向を凝らした演出、不穏な妖気を巻き散らかすトーマス・ミッチェル、大関琴風vs横綱千代の富士が不意に浮かんだ受けて立つエドワード・G・ロビンソンの貫録たっぷりの横綱相撲。唐突な結末を差し引いても見応え十二分。 3話:製作者の役得なのかシャルル・ボワイエ美味しい役どころでの貫録たっぷりの色男ぶりを堪能。ボディ・ダブルとはいえ綱渡り姿に魅入る。
特筆すべきは一つのフレームに収まっているエドワード・G・ロビンソンとシャルル・ボワイエのお宝映像。不意を突かれて「アッ!」、我を忘れて「ア~ ○×△□◇※☆★♪♯♭・・・・・」 断末魔のロビンソンに対して無言のボワイエ。「何か言うて、頼むから、行かんといて、お願い・・」 コーフンのひと時を過ごさせてもらって+2点。 |
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