|
タイトル名 |
追想(1956) |
レビュワー |
The Grey Heronさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2017-11-25 18:37:34 |
変更日時 |
2017-11-25 19:02:53 |
レビュー内容 |
猛禽類の眼差しのユル・ブリンナーと凛としたイングリッド・バーグマンの放つ大スターのオーラに魅了される。 特筆すべきはヘレン・ヘイズ演ずる皇太后。 謁見シーンからラストまで二人を完全に食ってしまう貫録の存在感で 「私は過去に生きる、貴女には未来がある」に泣けてしようがなかった。 将軍の極々淡い恋心を察した計らいに感動し、互いに「好きだ」と告げるシーンを一切見せない粋な演出に感服し、物語の〆の一言にとどめを刺された。テーマ曲共々珠玉の逸品。 |
|
The Grey Heron さんの 最近のクチコミ・感想
追想(1956)のレビュー一覧を見る
|