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タイトル名 |
ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ |
レビュワー |
anemoneさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2005-04-24 00:44:43 |
変更日時 |
2005-04-24 00:44:43 |
レビュー内容 |
『シャイニング』と『エクソシスト』を7:3の割合で混ぜ合わせ、ブライアン・デ・パルマ風味を一振りかけて、20倍のスープで薄めたものに豪華なキャストがたくさん出て来る映画。うっわー、エイミー・アービング老けたなあ、とか、ファムケあいかわらずスタイルいいなーとか、エリザベス・シューはなんでこんな役をやってなきゃならんのだ?とか、要所要所でやや退屈な仕掛けはけっこうあるのだがとにかく前半はベタベタに長い上、出所ネタばればれ。CM予告編で強調されているラスト15分は確かに見応え充分だし、オチも大変良く出来ているとは思うのだが、観客を驚かせるためならあんなに話が破綻しててもいいのか、と問われるとものすごく苦しいと思う。全編、なんかの映画のオマージュとして見れば、まあなんとなく楽しめないこともない。デニーロはいつもながら余裕かましてても相当凄い。天才子役は旬が短いから周りは焦っていろんなことをさせようとするが、このシナリオ、この映画であってもダコタ・ファニングはやっぱり素晴らしい。役者はみんなけっこう頑張ってたような気がするが、それにしてもエリザベス・シュー、一度はオスカー・ノミニーズにまで入ったアナタが、やっぱりあの格好はちょっと悲しすぎるぜ。 |
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