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タイトル名 |
セッション9 |
レビュワー |
anemoneさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-07-12 22:59:21 |
変更日時 |
2004-07-12 22:59:21 |
レビュー内容 |
徹底的に地味な顔ぶれと丁寧な作りで期待感の低さを快く裏切ってくれた佳作。ひょっとしてこれがショーン・ペンとティム・ロビンス主演だったりしたらかなりナハハ~なノリだったかも、とは思うがキャスティングも技のうちだとわたしは思っているので。単に予算がなかっただけとは思うが、このランクの素敵に手堅い作りが好きな人にはけっこうノレるのではないかと。目安として、このクラスなら有名スターは完全に不在な方がむしろ当たりは多い。キャストに振り回されず、プロット主義できちんと撮れている。映像的にも奇をてらわず、さりとて惰性に流れず、通好みのする丁寧な作り。アイデアとしてはもう一つ弱いような気がするし、だからこそ「キューブ」にはなれないんだな、という納得もあるが、小粒ながらなかなかの秀作、という印象はある。主演陣、健闘するも熱演には至らず。ほどほど感で買い。 |
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