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タイトル名 |
N.Y.式ハッピー・セラピー |
レビュワー |
anemoneさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2007-04-14 02:53:06 |
変更日時 |
2007-04-14 02:53:06 |
レビュー内容 |
どういう経緯でこういう配役になったのかはわかりませんけど、これは間違いなくベン・スティラーの役でしたね。ジャック・ニコルソンを担ぎ出したことでゲストスター盛りだくさんの濃い顔ぶれになりましたけど、ごめんなさい、やっぱりアダム・サンドラーだけがどうしようもなく浮いていました。彼は基本的に陰よりは陽、精神的にタフなキャラだと思うので、幼少時のトラウマに悩む主人公という時点で決定的にNGだったと思います。顔ぶれ的にも、アレン・カヴァートがかろうじて場違いな役で出ている程度で普段のサンドラー映画の空気はほとんどナシ。なんかよくよく見たらいつの間にかカヴァート製作総指揮までやっちゃっているし、この二人でどうしてここまでキャスティング先行型の映画が出来ちゃったのか不思議で仕方がありません。ニコルソンはここ10年ほど正直役に恵まれてないと思いますが、この役はまぁ良かったんではないでしょうか。問題はニコルソン以外のメンバーですね。存在一つで周りをここまで必死にさせてしまったんだとしたら、残念ながらもう彼の居場所はどこにもないっていうことかと。もしもわたしが役者をやっていたら、共演者にジャック・ニコルソンがいたら当然死ぬ気でやりますしビビります。そうさせないのが、名優であったり、名監督であったりするんだと思いますが。 |
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