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タイトル名 |
ドラえもん のび太の宇宙小戦争 |
レビュワー |
(*´▽`*)ゎぃさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2003-12-20 08:36:34 |
変更日時 |
2004-02-22 10:33:07 |
レビュー内容 |
この作品は、ドラ作品お約束の“夢や希望や自由”などがすっぽり抜け落ちています。あるのは題名の通り“戦争”や“政府悪”などと、ひたすら現実的な内容…言い換えれば、この作品は“夢や希望や自由”が失われていた現実社会(1940年代)そのものにスポットライトが当てられてます。いたるところにある監視の目、ギルモア将軍による独裁主義、それに反発する自由同盟、そして自由同盟に対する厳しい処罰…これらは、実際にあった歴史でもあり、二度と繰り返してはいけない出来事です。最後の処刑の場面が気に食わないという人もいるけど、藤子先生は“独裁政府と闘って死んでいった人たち”へのせめてものの弔いとして“正義は必ず勝つ”的な勧善懲悪の際立つものにしたと思います。 |
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