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タイトル名 |
マスター・アンド・コマンダー |
レビュワー |
ぴよっちさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-03-13 14:37:33 |
変更日時 |
2004-03-13 14:37:33 |
レビュー内容 |
なかなか骨太な映画でした。感動とか涙とか教訓とか、そのような押し付けがましいところがなく好印象です。途中、ガラパゴスの自然動物が描かれるのですが、そもそもどういう意味があったのか不明です。なんか、間伸びしてしまったので、1点減点で7点とします。嵐のシーンや砲撃のシーンは映像の迫力があって良かったです。当時の軍艦がどういうものか知識ないので良く分からないのですが、この映画のような感じだったらとしたらすごく劣悪(少なくとも物凄く男臭くて、きっと小便臭くて呼吸困難?)だったんだろーなーなんて感じで見ていました。それから、軍事オタクの皆さんは、絶対見ることをお勧めします。ロイヤルネイビーの歴史を知ることもできますし、当時出現したてのクルーザーが与えたインパクト、「海兵隊」の役割、右舷と左舷の砲術担当は兼任だとか、仕官と兵の差は階級でなくそもそも身分の差(ゆえに兵卒は船底で転がって寝起きしていますが、貴族階級である艦長はじめ仕官等はいい物食って、音楽を奏でている・・・)であるとか、大砲に駐退機がないので発射すればゴロゴロと後退するのを荒縄でうけとめたり(ここらへんの映像もよく出来ていた)と、細かなディテールが沢山あって、実に面白かったです。 |
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